下記は豆太自然農園が今まで経験して学んだ実践例の一部です。
近年は沢山の自然農の本が書店に並んでいます、そちらも参考にしながら
田畑で実践をして学んでいかれて下さい。
①まずは、水の入る農地を借りましょう。可能性のある場所は全部あたりましょう。
それでも借りれない時もあります。それでも諦めない事です。
その農地に立って気持ちのいい場所・ピピピとくる場所がベストですが、最善を尽くして、
妥協せず、考え尽くしてお借り出来た場所は、農地に愛情がわくと思います。
その後の作業にも力が入ります。
私達の場合は、手の入らなくなった農地(一反)をお借りして草を刈って溝を掘る所から始め、
種を降ろして~収穫まで自分達でお米を手にした喜びが原点です。
秋田県の今の農地は二ヶ所目の農地(一反五畝)になります。
②農地一面を草刈りします。草を邪魔にならない場所に避けてから
溝を掘ります。私達の場合は、雪国なので稲を植えて収穫して、麦の種を降ろして
収穫してというサイクルは出来ません。が、水を回すために溝は大事だなと思っています。
同時に稲架掛け用の稲木をどうするのか、脱穀用の足踏み脱穀機と唐箕をどうするのかを
考えます。
③4月に間に合えば、苗床を作り種を降ろします。ラブシートと農ポリで保温(秋田県なので
この方法をとっています。東北でなければ必要ないと思います)します。
田植えまでの間に一度ハサミで苗床の草刈りと米糠の補いをします。
④5月に畔塗りをしてから田植えをします。
⑤6月条間の草刈り、ノコギリ鎌で刈ります。
⑥7月二度目の条間の草刈り、ノコギリ鎌で刈ります。
⑦8月になると出穂が始まります。田の中の作業は一通り終わりです。
⑧9月下旬稲刈り。
⑨10月中旬から下旬脱穀。
⑩11月籾すり。
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